生誕110年 降臨!神業絵師 伊藤彦造という男〜ペン一本で極めた挿絵道

生誕110年 降臨!神業絵師 伊藤彦造という男 ペン一本で極めた挿絵道 A4チラシ

根津駅から10分ほど歩いたところにある弥生美術館(竹久夢二美術館)で大正から昭和にかけて挿絵画家として活躍した伊藤彦造師の生誕110年記念の個展が開催されているので行ってきました。

この展示で知ったんですがバガボンド読者や時代劇好きな人ならご存知一刀流開祖の伊藤一刀斎の末裔というのに驚き!剣ならぬペンに命をかけていて、自分の挿絵の書いた本の反応を聞かなかったからといつ腹を切ってもいいように懐に短刀を入れて会社に行ってたというんだからその心意気やまさに武士…。

こういうような話を交えながら迫力ある構図に緻密な挿絵の原画を出版された本と比較しながら楽しめます。その緻密さは当時の印刷技術では黒く潰れてしまっていて本人はさぞ悔しかったんではないかと。
また日本画家としても活躍していて大きい掛軸や屏風絵なども展示されてます。

他にも構図のために本人やアシスタントを使ったポーズ写真や几帳面かつ達筆に書かれた研究ノートも展示されています。またいち早くペンでの挿絵を始めた人物でもあり道具を海外から会社経由で入手していたりとそこら辺の話も非常に面白いです。

今月30日(日)までなので時代劇絵だけでなく絵が好きな人は是非!