第2回 東京装画賞2013

第2回 東京装画賞2013 A4チラシ

一昨年から始まった日本図書設計家協会による主催の課題図書に対して本の装画(ブックジャケット・イラストレーション)を行うコンペで、去年の一般・学生に加えて会員部門の計3部門の受賞・入賞作品230点が山脇ギャラリーで展示されていました。

今年のテーマは「蜘蛛の糸」「人間失格」「レ・ミゼラブル」「変身」「注文の多い料理店」「不思議の国のアリス」でしたが、どの作品の装画もその作品を上手く表現した装画ばかりでした。
部門が分かれてますが、学生よりも一般や会員の方がクオリティ高いということもなく学生でも会員に見劣りしない作品も多くあまり部門を意識しないで見てました。

全体的にアナログ感がある絵が非常に多く、小説の装画となるとやはり手書きの方が重みが出てより合いますね。
以前某社が有名な作品を今人気の漫画家を装画に起用して人気になりましたが、作品の内容や世界観が伝わってたかというと正直微妙だと自分は思ってました。今展示作品の方がよっぽど作品の本質が伝わってくるかと思います。(出版社は小説を読まないサブカル層&漫画家のファン狙いなんでしょうが)

とはいえ自分がいちばん気に入ったのは絵というかデザイン性の高い作品だったんですが。(フランツ・カフカの変身のタイトルを虫の文字に見立てた作品)

また絵だけでなく箔や特殊印刷を使った作品もありデザイン性の高い作品もあるので、イラストレーターだけでなくデザイナーにもオススメの展示です。
既に会期は終了してますが恐らく来年も開催されるので行ってみてはいかがでしょう。