新春浮世絵展

新春浮世絵展

1月末で終わってしまいましたが、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳、楊洲周延など様々な日本画家の新春らしい作品を集めた展示が太田記念美術館で開催されていたので行ってきました。

新春というだけあってめでたい絵が多く、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や歌川広重の「東都名所」「名所江戸百景」などが展示されています。特に歌川広重の名所シリーズが多くあり、広重といえば独特の構図と鮮やかな藍色の俗にいう「ヒロシゲブルー」が有名ですが、この展示の個人的なオススメは真っ白な雪による空間表現が素晴らしかったです。特に「絵半切江戸近郊名所 洲崎雪丿朝」という作品は広重らしい寺社を俯瞰とまではいかない引いた構図全面を雪が真っ白に覆ってあり、白を描くとはこういうことなのかと非常に印象的でした。

歌川国芳・歌川国貞・溪斎英泉の合作による七福神が乗った「宝船」は国芳らしい大胆な構図で中央に描かれた恵比寿様に至ってはこれから冒険にでも行こうかという昔のRPGのパッケージのようで面白いです。もう竿が剣にか槍に見える。
それかワ◯ピースを求めて航海に出た海賊か(笑

国芳の構図が「動」とするなら、広重は「静」という感じでこの両作品が見比べられる面白い展示でした。
太田記念美術館ではこの手の浮世絵展をよくやっているので興味ある方は定期的にチェックするといいかと思います。
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と何やら宣伝じみてしまった…