奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展

奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展 A4チラシ

自分が小さい頃はよく漫画やアニメ、特撮の登場キャラクターや基地などを理科室の人体標本のように解説した図解本が多く出ていたんですが、それらのを多く手がけていた大伴昌司氏の展示が弥生美術館で開催されていたので行ってきました。

チラシから何となく想像は付いていたんですが、大伴氏絵が下手です(笑)実際本のイラストを描く人は別なんですがまさかこれ程とは…
小学生が授業中にノートに描くレベルで、描いている内容がまぁわかるかな?といった感じ。しかも実際描いている紙が400字詰め原稿用紙だったりするせいで、小学生の時に描いたやつじゃないよな?と錯覚してしまうぐらい。
しかも字も汚く、設定内容も「マッハ◯で飛ぶ」「ダイヤの◯倍の硬さ」といったウォーズマン理論かよ!って思うような非常にザックリとした設定。
今改めて見るとこんな適当な内容だったのかと思うものの、実際小さい頃はこれに胸をときめかせていたんですから子供でもわかりやすいようにわざとこうしていたのか、それともピュアな少年の心を持っていたのかわかりませんが(おそらく後者じゃないかと)してやられたなぁと。

ただ設定そのものは非常に細かいところ(理屈はムチャクチャだけど)まで考えられていて、怪獣だけでなく建物やメカ、更にはSF映画、未来予想図などまでに至ります。特に未来予想図に至っては情報化社会になるだろうなど非常に先見の明があったと言えます。

またこれらの図解シリーズだけでなく、マガジンの表紙を横尾忠則を起用するなど企画者としても非常に優秀であり、大伴氏の企画した本などには横尾忠則の他、水木しげるなど多くの有名漫画家が描いていることからどれだけスゴい人だったかがわかります。

けど自分的には大伴氏のラフと実際本になったイラストの違いが一番の見所でしたが(笑
今月一杯までの展示なので少年時代を思い出したい30過ぎの親父さんはお忘れなく!