館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

館長 庵野秀明 特撮博物館 - A4フライヤー

エヴァンゲリオンで一躍有名人となった庵野秀明監督による特撮博物館が東京都現代美術館で開催されているので行ってきました。昭和生まれでウルトラマンやゴジラなど特撮ものにワクテカしてた30過ぎのオッサン達には興奮冷めやらない展示です!

この展示では大きく分けて2つあり1つが庵野監督が衝撃を受けた特撮技術とその関連品を愛情たっぷりに紹介した展示と、デジタルが主流となってすっかり撮られることがなくなった特撮を一切3DCGを使うことなく短編映画を撮るという企画展示になります。
ようは特撮の素晴らしさを伝えると共に今特撮をやるとこれだけの事ができる!という庵野監督の趣味全開の展示会になります(笑

1FとB1Fを会場として使っていて1Fでは実際に特撮で使われたジオラマやフィギュア更にはラフや絵画など様々なものが展示されているんですが、その一つ一つに(全部じゃないけど)安野モヨコさんによる庵野監督のイラスト付きでその魅力を語ったキャプションが付けられています。

初期案のウルトラマンがスゴいダサかったり、GIジョーがジャミラっぽかったり、科学特捜隊のロゴの別案などの設定資料があるのも嬉しい。あとゴジラやメカゴジラ、キングギドラ(B1F)などの実物があるのがファンには堪らないです!
ちなみに東京タワーは会場内のあちこちに色んなサイズや形(壊れたものとか)があり、庵野監督のコメントでも特撮でもっとも登場回数が多いと言ってます。確かに同じシリーズないでも何回も壊されてますからね(笑

1Fの最後では巨人兵が登場する「巨人兵東京に現わる」完全特撮による短編映画が上映されています。実写によるリアリティのある部分とミニチュアによる如何にもな部分がありますが、その如何にもな部分が特撮っぽくていいです。部分的に明らかにフザケてますが(笑)けど一切3DCGを使っていないというのには驚きで、光線ですら手書きのコマアニメという拘りよう。
あまり書くとネタバレになるので書きませんが、リアリティを出すために職人さんが試行錯誤している様子がB2Fのメイキングムービーで紹介されてます。こちらも非常に面白いので必見です!!
大の大人がしかも一流のクリエイター達が廃れていく特撮技術を伝えるために本気になって創った(遊んだ)という感じがヒシヒシと伝わってきて感動するものすらあります。

B2Fでは特撮美術倉庫という看板を掲げて秘密基地のような風貌でこちらにも様々な特撮に使われたアイテムが展示されています。1Fと同様B2Fも特撮の紹介なんですが撮影技術や職人の技術などよりポイントを合わせた紹介になっています。
また「巨人兵東京に現わる」のメイキングや使われた実物などが展示されています。

展示最後には撮影スペースがあり「巨人兵東京に現わる」の舞台が展示されていて、そのジオラマの中に入って自由に撮影することができるようになってます。

特撮博物館 セット1

部屋を中心としたセット。こんな感じで皆撮影してました。(知らない人です)

特撮博物館 セット1 部屋の中から

上のセットを部屋から見た図。

特撮博物館 セットB

破壊された東京セット全景。中に通路があって通り抜けることができます。

特撮博物館 セットB 路地から覗いた東京タワー

おそらく一番が撮影されていたポイント。ツレがいる人は奥にツレが入る形に。

特撮博物館 セットB 人との比較

セットの人目線から見るとこれぐらいのサイズで人が入ります。
特撮だと一つ一つ作るんですから、そりゃコストかかりますわな…

おそらく特撮を見てきた30過ぎのメンズには堪らない展示だと思うので10月8日までなので忘れずに!!
ちなみに平日の朝に行ってもかなり混んでいたので、土日に行く予定の人はかなり覚悟しておいたほうがいいかと思います。