テマヒマ展<東北の食と住>

テマヒマ展 チラシ

東北6県の食と住に焦点をあてた展示が六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されているので行ってきました。
ディレクターが佐藤卓と深澤直人という事もあってか始まって間もなくあっちこっちから「この展示は素晴らしい!」という声が上がっていたので、はよ見な!そしてレビューせな!と思ってたんですが気が付けば最終日になっていて慌てて行ってきた次第です…

当展示では大きく分けると映像と実物の品物の展示の2構成になります。
どちらかでも見れますが順番通りに行くと、ピックアップされた展示物の幾つかの現地の人の手仕事の様子映像を見る事になるかと思います。
自分は映像の展示は数分見ただけでスルーすることが多いんですがこちらの映像がまたよくて全て見てきました。BGMなし(終盤になると織り交ぜてくるけどその入り方とかもいい!)で現地の生活風景と合わせて手仕事の様子や機械をうまく映してあり、テマヒマかかっている事が非常によくわかります。会津木綿や剪定鋏の映像とか特に痺れました!

映像で心を鷲掴みにされた後、木枠の上にガラスの天板を乗せたテーブルの上で55種の食と住にまつわる品々が展示されています。映像でピックアップされていたモノは勿論、それ以外のものもどれだけの手間がかかっているんだろうと想像してしまいガッツリ見入ってしまいます。入場時に各品物の案内(紹介文)がもらえるのでそちらと合わせて読むと更に面白いです。

最後に細い通路ではモノクロ写真の現地の人の手が並べてあり、このガッシリとした力強い職人の手がヒマをかけてあれだけの物が生まれるんだと思うとジンと来るものがあります。

よい物をより早く、より多くという合理的にオートメーション化された現代だからこそ、未だ昔と変わらず人の手間と時間をかけて作られているものがあるという事を見直せる素晴らしい展示でした。

多くの人に見て欲しいと思う展示なだけに、最終日に見に行った事が悔やまれます…

夜の21_21 DESIGN SIGHT

2012/08/30 追記 —————————-

コロカルさんがYoutubeで紹介映像を上げてありました。
うーん、グッと来る…。