写楽 [特別展]

写楽展 A4フライヤー

会期終了間際に行ったため投稿した6月13日現在では既に終わってますが上野の東京国立博物館で開催されていた写楽展に行ってきました。
ちなみに上のチラシは東北地方太平洋沖地震の前のものなので会期が違います。

東洲斎写楽は浮世絵師としての活動時期が10ヶ月と非常に短いので作品が140点余りしかないんですが、この展示ではそのほぼ全ての作品が展示されていました。
しかしいくらほぼすべての作品を網羅してると言っても流石に140点程だと物足りないため、他の浮世絵師の作品も合わせて展示されています。

この展示では一期〜四期の4つに分けてありますが、面白いのは写楽の作品として一番良く知られている一期の顔を大きく使った役者絵と、全身を入れた言うなればゲームなどのキャラクターデザイン的な感じの二期です。
リアルに考えると非常にアンバランスな構図だったり、おかしな所がありますが違和感なくその人物の特徴として表現する技術は非常に面白く勉強になります。
おかげで買うつもりじゃなかったのに参考になると図録を買ってしまいました…。

他に同じ舞台と役者を描いた他の浮世絵師との違いや保存状態の違いによる色の違い、後になって変更が加えられた版による違いなど少ない点数ながら見せ方を工夫してありました。(その為同じ作品が再度展示されてたりします。)

雨が降っていたことと午前中だった事もあってそれ程でもなかったですが、会期終了間際ということもあってやはり混んでいることにはかわりなかったので、この手の有名所の展示は会期中旬ぐらいの午前中に行くのがベターですね。

行きたくても行けなかった人は別冊太陽の写楽でも如何でしょう?